・アンプの筐体には強度が必要であるが、これも相対的なもので、容積が小さなアンプであればカバーの厚みもそれなりに薄く出来る。左の写真はゴールドムンドのモノラルアンプ(下)とリトルプラネット(上)である。後者の筐体は決して厚くはないが、容積が前者に比べ小さいため、相対的は強度は確保されているのだ。音質的にもゴールドムンドに遜色ない音が出る。


・リトルプラネットとその電源。アンプ本体は1.5Kg、電源は800グラム。小さな筐体ではあるが信じられないような音が出る。強度に関してはCDプレーヤーやDVDプレーヤーに関しても同じことが言える。やわな筐体から良い音は出ないようだ。




左側はLINNのCD12(CDプレーヤー)の内部写真、右側はJEFF ROWLANDのMODEL10の内部写真であるが、いずれもアルミブロックをくりぬいて筐体としており、十分な強度が得られている。


・強度が十分あるかどうかの目安として、セットの片隅を持ち上げることで判断できる。即ち、片隅を持ち上げたとき、セット全体が、すっと持ち上がるようだと合格。やわなセットは、たわんでしまうためにグニャっとした感触になる。最近のビデオ機器がその代表格。まともなものが少ないのである。コスト最優先で作り上げているからに他ならない。左の写真は最近入手したDVDプレーヤーであるが、まあ、合格レベルでしょう。



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