ICF-SW1です。ケミコンを交換しました
・ICF-SW1です。LW/MW/SWとFMステレオが受信できます。コンパクトなので重宝します。出張時によく持ってゆきました。欠点といえばプリセットできる局が少ないことでしょうか。発売後すぐに購入したラジオです。小さなラジオの割には高価でした。
・立派なハードケースに入っています。
・ICF-SW1にはアクティブアンテナが付属しています。これをベランダに出すと、深夜であれば北海道から九州のラジオ局まで受信できました。アクティブアンテナはロッドアンテナの長さが1.2m近くあります。購入直後、このロッドアンテナを固定しているモールドが割れてしまい、修理に出しました。戻ってきたものをよく見たら、補強されたものに変わっていました。強度不足が判明したので型変更したようです。
★2000年ごろまでは出張によく持って行き、問題なく動作していたのですが、その後、使う機会が少なくなり、コレクションのひとつとしてしまっておりました。最近になって、当時のラジオはケミコンが液漏れし、受信性能が落ちたり、受信不能になるといううわさを(事実)を聞きました。私のラジオの電源をを久しぶりに入れてみると。。。。がーん!!少し音を大きくしただけで音が割れてしまいます。これじゃ、実用になりません。安い給料の中から無理して買ったラジオを無にしてなるものかと、ケミコンを交換することにしました。
・ケミコン交換のためばらしたところです。リアカバーのネジ3個をはずしたあと、勘合しているつめを何箇所かはずすとリアカバーがはずれました。
・ちょっとピントが合っていませんが、確かにケミコンの周囲に液漏れがあり、半田が変色しています。こうなると半田ごてをあててもなかなか半田が溶けません。6個のケミコンをはずすのにちょっとてこずりました。
・ケミコンの代わりに6V耐圧のチップセラミックコンデンサをマウントしました。
・そういえば、購入当時からこのラジオのバックライトが異常に暗く、夜間に表示が大変読みづらかったのを思い出しました。LEDにもあたりはずれがあるのでしょうか。この際なので、LEDも交換することにしました。
・高輝度のアンバー色のLEDに交換しました。
・ラジオも復活、液晶表示の視認性もぐっと上がりました。
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