TR-1819です
・AM専用のラジオです。ノベルティー用のラジオのひとつです。正面から見たところです。チューニングダイアルが大きいので同調はとりやすいです。発売時期は昭和42年ごろだと思います。詳細をご存知の方おられましたら教えてください。




・背面の写真です。壁に掛けて使用できるようにフック用の穴が開いています。



・単3乾電池3本で動作します。割と大きな音がします。



・内部の写真です。



・ダイアルつまみを取りはずしたところです。ダイアルの裏面とキャビネット前面の間にフェルトのスペーサーが貼付されており、ダイアルのがたつきやびりつきを抑えています。丁寧に作られていると思います。



・裏蓋に刻印されている機名です。



・何個か手に入れてみると、裏蓋の色や形状が異なるものがあるのに気づきます。左側は丸穴が横方向に2個あいていますが右側のセットは1個です。また、プラスチックの色も左は黒色なのに対し右側は灰色です。



・内部の写真です。左側のラジオ(上の写真では右側に位置していた、裏蓋が灰色のラジオ)は、プリント基板が小さく、出力トランスやドライバートランスが見当たりません。乾電池はサイドにすっぽりと収納できるようになっており、乾電池が飛び出さないように裏蓋のリブで押さえるような構造になっています。一方、右側のラジオは裏蓋の内側に乾電池ケースを取り付けてここに電池をホールドするようになっています。こちらのラジオの欠点は、乾電池を入れたままでラジオを輸送すると内部で乾電池が外れて動き回り基板上の部品にあたるため最悪、基板が壊れます。また、この写真では見えませんが、左側のラジオのスピーカーはネジ止めされていますが、右側のものはボンド付けされています。おそらく、右側のラジオが年代的に新しく、コストダウンを図っているものと思われます。



・左側のラジオの基板を取り出したところです。出力トランス、ドライバートランスはプリント基板の裏側に付いておりました。両面マウントの基板ということで今では当たり前になっていますが当時にもあったのですね。


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