・6TP-322
・東芝のAMラジオ6TP-322です。6石トランジスタラジオです。PENNEY'SにOEM供給されたもののようで、左下にPENNEY'Sのプレートが貼付されています。黒色のキャビネットにシルバーのスピーカーグリルという組み合わせは当時の東芝のラジオとしては珍しいかもしれません。単3乾電池3本で動作します。
・後ろから見たところです。ボリュームつまみのところに穴が開いていて、OFF表示やボリュームの大きさが数字で表示されるようになっているのは他の東芝ラジオにも見られる特徴です。あいにくラジオを立てかけるための金属製の金具が無くなっています。
・内部の写真です。使用されているのは古いタイプのトランジスタで、2S52, 2S49, 2S49, 2S54, 2S56x2となっています。黒色にペイントされ、黄色の文字が際立つ東芝製のトランジスタです。これよりもサイズが小さいトランジスタラジオは単5乾電池を使用していますが、本機は気軽に入手可能な単3使用で電池も長持ち、グッドです。単3を3本ホールドする、ちょっと変わった電池フォルダーが使われています。
・基板を取り出したところです。バリコンはチューニングつまみとプーリーで減速されるので選局しやすく、バックラッシュもほとんどありません。
・基板の拡大です。セラミックコンデンサのほかにマイカコンデンサも使用されているようです。
・リアカバーの裏側に貼付されている機銘板です。
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