MOTOROLAの電池管ラジオ。MODEL:5A9UM (2010.08.15作成)

・モトローラの4球式電池管ラジオです。取っ手のついた金属製のケースの中に入っています。1940年ごろのラジオです。

・後ろから見たところです。矢印で示す小さな銀色のボタンを押すと裏蓋が開き、電池の交換等ができるようになっています。

・ラジオを聴くにはこのようにフロントカバーを上方に跳ね上げます。フロントカバーの中にループアンテナが入っています。本体前面の右上にスイッチが付いておりフロントカバーが開くと自動的に電源が入る仕組みです。

・裏蓋を開けたところです。電灯線でも使えるようになっています。乾電池を使用する場合はフィラメント用に単1乾電池2本(3V)と積層乾電池67.5Vが必要です。

・フロントカバーの中に入っているループアンテナです。ループアンテナを止めている2つの蝶番を経由して本体の回路に接続しています。

・シャーシーを取り出したところです。コンパクトに上手くまとめられていると思います。この写真ではスピーカー前面に銅製の金網が張られていますが後期モデルになるとコストダウンのためか削除されています。

・覆われている金属シールドケースを取り外したところです。

・左側が前期のもの。セレン整流器が使われています。右側は後期の物でダイオード整流になっています。

・リアカバーの内側に貼付されている機銘板です。

・回路図です。


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