・LP/EPレコードのクリーニング
埃やごみが付着し、再生するとパチパチ音がするレコードはどのようにして手入れしていますか。一般的にはレコードクリーナーを使って表面を拭くことにより、ある程度のごみは取れるようですが、溝の中に入ったごみは取りにくいものもあります。
・これは一般的なレコードクリーナー(湿式)です。クリーナーの中に左のボトルの液体を少し入れ、レコードを拭くとごみが取れるようになっています。

フリーマーケット等で購入してきたレコードは、溝の中に細かい砂埃やごみが付着していて上記の方法では取れないこともあります。そのような場合には、水道水でジャブジャブと洗うのが効果的です。中性洗剤をつけた刷毛で洗ったあと、洗剤の成分が残らないように水で洗い流せばプチプチ音はかなり軽減できます。だたし、レーベルが紙でできていたり、洗うと印刷がにじんでくるようなレコードもあります。そのような場合には、木工用のボンドを使用してごみを取ることもできます。ボンドでレコードをパックするのです。木工用のボンドと水または界面活性剤をほぼ1対1の割合で混ぜ,レコード表面に塗って,乾いたら、はがすのです。

上の写真は左から順に、水で溶かしたボンドを溝に沿って塗ったところ。中央は少し乾いてきたところ。右は、乾いたのでセロハンテープを用いてはがしにかかっているところです。

・SPレコードの手入れ(?)工事中です
私の場合、SPレコードは鉄の針をサウンドボックスに取り付け、蓄音機のぜんまいを巻いて再生しています。一度ぜんまいを巻き上げると、レコードは2〜3枚再生できますが、枚数はレコードの状態によって変わります。レコードと針の摩擦が少なければ、より長時間レコードを再生することが可能です。そこで、どのようにしたら、より長時間レコードが再生できるようになるのか、レコード表面にいろいろ塗布して実験してみました。
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