・AMステレオ放送が受信できるラジオSRF-M100です。単三乾電池2本で動作します。発売されると同時に購入しましたが、思ったほど感度はよくありません。特にFMの感度が低く、卓上に置いてロッドアンテナでラジオを聞こうとしてもよほど電波が強くないと受信できません。手をラジオから離すと今まで受信できていた局が受からなくなります。もう少しうまく設計してほしいものです。このラジオにはアラームやタイマー機能が付いていますが、設計思想に疑問を感じます。電池がへたってきたとき、ラジオはまだ受信できるのにアラームをセットし、その時間にアラームを鳴らそうとすると、バッテリーのマークが点滅し、アラームは鳴りません。多分、アラームのほうが余計に電力を消費するため、アラームを起動しようとした瞬間、電圧不足になってしまうのでしょう。これでは出張時に安心して持ってゆけません。アラームは重要な機能ですから少々電池がなくなっても動作するように設計すべきでしょう。




・対策としては、アラームを起動しようとした時、電圧が急激に下がらなければよいわけですから、左図のように、電源ラインにケミコンを挿入しました。当時はまだ小型・大容量のケミコンは少なく、220uF/4Vのケミコンを4個パラにして空きスペースに入れました。こうすることにより、従来なら、アラームが鳴らなくなっていた電圧でもアラームが鳴るようになりました(^o^)。

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