ICF-7800
・ICF-7800です。AM/FM/短波の3バンドラジオです。単3乾電池4本で動作します。ソニーのラジオの中ではデザイン的に異色のラジオです。他のラジオとデザイナーが異なるのでしょうか?最初にこのラジオを見たときには、ソニーのバッジをつけたアジア製のまがい物かと思いました。その理由は、ソニーバッジが3箇所に付いており、それも安っぽいプレートであること(通常のラジオは立体的なロゴのバッジが1箇所にだけ付いています)。また、チューニングメーターの駆動部が丸見えになっていること(他のソニー製ラジオではメーターの指針の部分だけを見せるようになっています)も理由のひとつです。ロッドアンテナが2本あるのも特徴的です。


・このラジオは折りたためるようになっています。折りたたんだ状態でも、タイマーをセットした状態ならラジオを聴くことが出来ます。そのときにはこの穴から音が出ます。


・別の方向から見たところです。こちら側に蝶番が付いており、折りたためる構造になっています。また、乾電池もこちら側から出し入れします。折りたたむとずんぐりとした形になりますが旅行に持ってゆくにはちょっとかさばりそうです。持った感じはずっしりと重たいです。


・右半分の操作部分です。このラジオには2種類のタイマーが付いており、タイマーの残り時間がメーターで表示されるという、あまり例を見ないフィーチャーとなっています。小さなラジオではありますが、本格的なトーンコントロールつまみを備えています。短波の選局には慣れが必要で、希望の局を選ぶのに苦労します。短波はおまけと割り切ったほうがよいでしょう。


・左半分です。こちらはスピーカーとタイマーの操作部やライトスイッチがあります。タイマーは90分までの時間が設定できるON/OFFタイマーと、8時間までの時間設定が出来るON/OFFタイマーが付いています。したがって、8時間後にラジオで目覚めるというような使い方が出来ます。大き目のスピーカーが付いており、割と良い音がします。写真右下に写っている小さな丸い突起は、ラジオを折りたたんだとき、電源スイッチに当るようになっており、スイッチの消し忘れに役立ちます。


・右半分の内部です。裏付部品の数が大変多く、10個以上あります。いくら技術の裏付があるといっても、この裏付はいただけません。ちょっとがっかりします。


・左側の内部です。スピーカーの大きな磁石が目に付きます。右側の黒い部分にタイマーの回路が入っています。電池は上下に各々本ずつ入る構造です。


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