・STA110です。ステレオアダプターです。TFM110と接続することにより、FM放送をステレオで聞くことができます。MPX回路と低周波アンプを内蔵しております。使用トランジスタは9石、単2乾電池3本で動作します。
・STA110の内部です。2つの基板で構成されております。部品面が見えている基板(上部に付いている基板)がMPX回路ブロック、パターン面が見えている基板(電池ケースの上についている基板)が低周波アンプ部分です。動作させた結果、音が歪っぽかったので電解コンデンサを交換する事にしました。
・低周波アンプ部分の基板を取り出してみました。電力増幅にはPNPトランジスタの2SB381がプッシュプルで使用されておりますが、他のトランジスタはNPNです。ケミコンはEbarSonというメーカーのものが使用されていますがあまり評判はよろしくありません。
・デカップリングコンデンサーとバイパスコンデンサーはOSコンで置き換えました。信号ラインに入っているケミコンは一般的な電解コンに置き換えました。
・mpx基板もコンデンサーの変更をしました。デカップリングコンデンサは2個のみで、あとは信号経路に入っているケミコンです。前者の2個はOSコンに、他は一般的なコンデンサー(日本ケミコンのAVFシリーズ)に置き換えました。
・TFM110と接続したSTA110(左)です。ケミコン交換により歪感が少なくなりました。また、ボリュームを上げていくと途中で発振していたのが止まりました。
・付属のキャリングケースに入れました。
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