TR-608
・TR-608です。大きなチューニングダイヤルで選局がしやすく、音もなかなかよろしい。単2乾電池3本で動作します。上部にイヤフォンジャックと外部アンテナ端子が付いています。


・内部の写真です。かなり長いバーアンテナを使用しています。出力トランスは金属の帯でガードされています。このころはまだエアーバリコンが使われています。


・拡大写真です。コンデンサーには古いソニーのロゴが印刷されています。


・プリント基板を取り出したところです。プリント基板全体に半田が付いていないところをみると、当時は各部品の足を丹念にひとつずつ半田付けしていたようです。


・裏蓋の内部に貼付されている機銘板です。


・裏蓋固定ネジ近くに刻印されている品名。


・このラジオはGENDISのロゴが付いています。ソニーの商品（トランジスタラジオ）をはじめて海外で取り扱うことになった商社（T. Eaton Co.）のブランドネーム：General Distributorsとソニーを組み合わせ、専用のブランドネーム：GENDIS SONYをつくり、主にカナダで販売したようです。輸出の1号機はTR-72でした。このラジオもカナダから戻ってきたものでしょう。


・ケースに入れたところです。


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