TR-810
・8石トランジスタラジオ:TR-810です。9Vの積層乾電池006Pで動作します。
・革のソフトケースに入れたところです。
・内部の写真です。
・入手時、バリコンを回転させるとバリバリという大きな音がし、放送を受信することができませんでした。原因は、ポリバリコンの電極間に挿入してあるポリエチレンフィルムが劣化しぼろぼろになり、絶縁が保てなくなったためでした。そこで、バリコンを交換しました。
・バリコンユニットを取り外したところです。矢印で示すケミコンは20uFが3個一緒に入っている珍しいコンデンサです。真空管式のラジオにはブロックコンデンサはよく使用されますが、トランジスタラジオに使用されているのは数が少ないです。
・バリコンモジュールの写真です。バリコンと、チューニングメカが一体になっています。
・バリコンを取り外し、分解しました(右側の写真)。内部のフィルムはくしゃくしゃになっており、電極が接触しています。
・裏蓋の内側に貼付されている機銘板です。
・裏蓋に刻印されているTR-810のマークです。MDAE IN JAPANというスタンプが押されています。輸出用のラジオにはこのようにスタンプ、シール貼付あるいは、ケースに刻印された模様です。
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