ナショナル製テープレコーダーを載せています
1. RC-114
・3号リールのテレコ:RC-114です。
・キャリングケースから取り出したところです。
・修理のためにシャーシーを取り出しました。ゴムベルトが経年変化で固くなっていました。オレンジ色のベルトに交換しました。このベルトはポリウレタン製のベルトで、適当な長さに切って溶着し、ループ状のベルトに仕上げています。
・駆動メカです。キャプスタン軸に付いたフライホイールの外周にモーターの軸が接触し、モーターの回転をフライホイールに伝えています。
2.RQ-112
・RQ-112です。これも3号リール用のテレコです。
・上蓋を開けたところです。
・底面です。単3乾電池を12個も必要とします。
・本機もゴムベルトが固くなっており交換しました。
3. RQ-115
・RQ-115です。
・カバーをとったところです。
・底板を外して内部を見ています。本機も単3乾電池を12個使用します。
・ゴムベルトを交換するために、シャーシーを取り出したところです。
・取り外したゴムベルトです。付いていた形状のままで固まっています。
4.RQ-202
・スナップというネーミングのテレコ:RQ-202です。
・箱から取り出したところです。
・上蓋を取ったところです。3号リールよりも少し小さなリールを用いています。
・後ろから見たところです。左右のネジを外して乾電池(単2乾電池4本)を装填します。
・ゴムベルトを交換するためにシャーシを取り出しました。ヘッドが1個しか見当たりませんが、これはコンビネーションヘッドで、録再ヘッドと消去ヘッドを一つのケースに納めているためです。ヘッド周りをコンパクトにまとめるには良い方法ですね。
・裏面から見たところです。
5.RQ-303
・AC専用のテレコ:RQ-303です。
・上蓋を開けたところです。3号リールの録再が可能です。
・シャーシを上から見たところです。
・ヘッド周りの写真です。
ヘッドは録再ヘッドと消去ヘッドを一つの筐体に納めたコンビネーションヘッドを用いています。
・シャーシー底面の様子です。本機はAC専用モデルなのですが電源トランスが見当たりません。電源トランスはモーターの巻き線を利用し(モーター駆動用の巻き線を1次巻き線とし、その上に2次巻き線を巻いて)アンプ駆動用の電圧を取り出しています。
・底板に機銘板が貼付されています。
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