ソニーのワールドゾーンおよびマルチバンドラジオTR/TFMシリーズ
機種名 外観 発売日 価格特徴
TR-812 1959.1118,000 MW, SW1, SW2の3バンド。2MHzから18MHzまでをカバーしている。このデザインが原型になりTR-911→TR-1000→TR-2000へと発展してゆく
TR-911 1962.621,000 MW, SW1, SW2の3バンド。3MHzから24MHzまでをカバーしている。TR-812のデザインを受け継いでいるが回路的には高周波増幅回路を設けたことによりさらに感度がアップしている。
TR-1000 1966.0621,000 MW,SW1〜SW3の4バンドラジオ。短波受信範囲は1.7MHzから22MHzまでをSW1,SW2,SW3で連続カバー。音声出力:820mW(無歪み)、1300mW(最大)。電源はDC6V(単1x4個)。トランジスタ10石、ダイオード4個。大きさ:264(幅)、218(高さ)、103(奥行き)mm。重さ:2.5kg
TFM-1000F
1967.1024,800 MW, SW1, SW2, FMの4バンド。DX/LOCALの切替スイッチつき。TR-1000にFMを追加したものか。詳細不明。
TR-2000    1969.622,000 MW,SW1〜SW4の5バンドラジオ。全バンドFETによるRF付きのため、高S/N比で受信可能。短波は1.6MHzから26.1MHzまでを連続カバー。電源はDC6V(単1x4個)およびAC100V,117V,220V,240V選択。
TFM-2000F 1969.1125,800 TR-2000にFMバンドを追加。電源はTR-2000と同じ。
CRF-150 不明 不明 筐体はCRF-200と同じようだがスピーカーグリルが異なっている。機能的にはBFOとRF-GAINつまみがなく、代わりにBASSとTREBLEに置き換わっている。米国向けのラジオか。
CRF-180 1970.1069,800 CRF-150の国内版か。詳細不明。
CRF-200 1971.1079,800 愛称はワールドゾーン13。LW, MW,FMにくわえSWは1から10バンドまで。電源はDC9V(単1x6個)およびAC100V。大変よい音がする。独自のトーンコントロール回路を搭載しており、コントロールしやすい。
CRF-230 1968.10198,000 愛称はワールドゾーン23。“ラジオの王様”といえばこのラジオのことだ(CRF-230 or 230Bのこと)。LW, MW,FM1,FM2にくわえSWは1から19バンドまで。FET3石を含むトランジスタ48石、ダイオード32個を使用した豪華な回路。BFO、MGC機能付き。電源はDC9V(単1x6個)およびAC100V,117V,220V,240V選択。
CRF-230B 1971.9198,000 愛称はワールドゾーン23B。CRF230の改良版か。CRF-230との違いが良くわかりませんが、機能的には230と同じと思われる。
CRF-320 1975.10320,000 愛称はワールドゾーン32。SW1〜29/FM/AM/LWの32バンド。短波帯へ本格的PLLシンセサイザーを採用し安定した短波受信が可能。1KHzの精度で短波の受信周波数が読み取れ、チューニングを容易にする発光ダイオードを使用したディジタルカウンター搭載。月差±10秒を誇るクオーツ時計内蔵。電源はDC12V(単1x8個)およびAC100V,117V,220V,240V選択。当時、BCLブーム真っただ中で、ICF-5900も同月に発売されている。こちらは27,800円で10分の1以下の価格だ。
CRF-330K
420,000 ワールドゾーン32にカセットを搭載。FMも2バンドにし、78MHzから108MHzまでをカバーした。CRF-330K、定価42万円で発売されました。WORLD ZONE カセット33と呼ばれています。月差±10秒以内という精度を誇るクオーツの時計が付いており、カセットに留守録音も可能です。受信周波数はFM、MW、SW(1.6MHz-30MHz)、LW(150KHz-400KHz)です。
CRF-5090 1971.1054,800 愛称はワールドゾーン9。LW,MW,SW1〜SW5,FMにくわえ、エアーバンド(108MHZ〜136MHz)をサポート。電源はDC12V(単1x8個)およびAC100V。

  


  

  

 
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